婦人科日帰り手術
Medical
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子宮頸部に発生するポリープで、1㎝未満のものが多く不正出血の原因となることがあります。
ほとんどの場合は良性ですが、ごく稀に悪性のものがあり、その場合予後が非常に悪いものもあるため、当院では積極的に子宮頸管ポリープ摘出術をお勧めします。ほとんどの場合、通常の外来で器具を用いて痛みも伴わず数分で摘出可能です。
子宮内膜ポリープとは、月経を起こす子宮内膜にできるポリープで、数㎜から2㎝を超えるものまで様々で、不正出血や、過長月経、不妊の原因となります。全く症状のない方もいらっしゃいます。
最も重要なことは、同じ子宮内膜から発生する子宮体がん（内膜がん）との鑑別です。エコーや細胞診・組織診のみでは時に難しいため、直接子宮内を観察し、出来ればその腫瘤を摘出し、病理検査で詳しく調べたいところです。しかし、痛みを伴い、麻酔を要するため今までは容易にはヒステロスコピー検査を行うことができませんでした。
当院では、直径3㎜の細いヒステロファイバースコープを使用しますので、麻酔なしでヒステロスコピー（子宮鏡）検査を行うことができ、検査時に子宮内膜ポリープを認めた場合には、同時に特殊な器具を用いて子宮内膜ポリープ切除術を行います。