Augustaレディースクリニック

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婦人科精密検査

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Medical婦人科精密検査

コルポスコピー、ヒステロスコピーは完全予約制で行います。経過により細胞診の再検査となる場合もあるため、精密検査のみの予約は行っておりません。まずは外来を受診していただき、通常の診察を行い(内診及び経膣エコー検査)、精密検査の予約と詳しい説明をさせていただきます。

コルポスコピー

コルポスコピー検査とは、子宮頸部をコルポスコープという拡大鏡を用いて観察する検査で、子宮頸がん検診で異常がみられた場合に行います。
薬剤を塗布した後十分に観察を行い、数カ所組織を採取し顕微鏡で詳しく調べることで、子宮頸がんの前癌病変である子宮頸部異形成の診断を行います。
ほとんどの方が痛みを感じる検査ではありませんが緊張される方が多く、出血も伴う検査ですので、当院では検査後にベッドでゆっくり休んでからご帰宅いただきます。

ヒステロスコピー

ヒステロスコピー(子宮鏡検査)とは、子宮体がん検査で異常がみられた場合や経膣超音波検査で子宮内膜の異常がみられた場合に、子宮内の状態を詳しく観察するための内視鏡検査です。直接子宮内を観察出来ることで、より多くの情報を得ることができ疾患の特定に役立ちます。
当院では、直径3㎜の細いヒステロファイバースコープを使用しますので、麻酔なしで検査することができます。また、ヒステロスコピーと同時に特殊な器具を用いて子宮内膜ポリープ切除術を行うことが可能です。

HPV検査

子宮頸がんの発症に関与するヒトパピローマウィルス(HPV)は性交経験のある女性だあれば約80%が生涯に一度は感染すると言われています。
ほとんどの場合、一過性の感染であり免疫力によってウィルスを排除できることがほとんどですが、ウィルスが排除されず長期間感染が続くと、子宮頸部の細胞に変化を来し、そのまま進行していくと子宮頸部異形成を経て子宮頸がんを発症します。
HPVには100種類以上の型があり、「高リスク型」と「低リスク型」に分かれ、ほとんどの子宮頸がんから高リスク型のHPVが検出されています。
コルポスコピー検査で子宮頸部軽度異形成(CIN1)、中等度異形成(CIN2)と診断された時には、どのHPV型に感染しているかを調べ、病変の進展リスク評価をしその後の経過観察の間隔を検討します。
16型や18型が特に進行しやすい型で特に注意深い経過観察が必要となります。